コロッケ

泣ける話

「先を越された日、祖母がくれた“もうひとつの約束”」

私が小学校二年生くらいの頃のことです。近所の商店街の角に、小さなお肉屋さんがありました。揚げ物の匂いがいつも店先に漂っていて、学校帰りに通るだけでお腹が鳴るような場所でした。そこのコロッケが、とびきりおいしかったのです。外はサクッとして、中...